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『神と語って夢ならず』

松本侑子先生の新刊本『神と語って夢ならず』を読み終わりました。

P1050696



幕末の隠岐の島の物語です。血気盛んな若者達と農民もが
一致団結して自治政府を立ち上げたのでした。

夢膨らませ明るい未来に思いを馳せた彼らが迎えたものは。。。

私の下手な説明は書きませんが是非読むことをお勧めします。

最初、この本を手にした時にはゆっくり味わいながら読みたいわと
思ったのですが読み始めると面白くて面白くて急いで読んで
しまいました。(^。^;)

恥ずかしながら幕末の頃のことについて私は本当に疎いですし、
隠岐の島についての知識も全くと言っていいほどありませんでした。
昔、天皇が流された所よね、くらいの認識しか持っていません
でしたのでその小さな島でそんなことがあったとは!読むこと
全てが私にとっては新鮮で驚きの連続でした。

史実からみても動乱の時代、それが一般には殆ど知られていない
部分に光を当て見事に浮かび上がらせた侑子先生の努力は
並大抵のことでは無かったろうと推察致します。

松江藩と新政府に裏切られたカタチで夢は終わり、無念以外の
何物でもなかったと思います。その気持ちを抱えてその後を
生きた彼らの無念さもこの本のお陰で救われたのではない
でしょうか。

本のタイトル『神と語って夢ならず』、これが全てを物語って
いるのだと思いました。

本の表紙の絵がとっても素敵です。東京国立美術館所蔵の
松林桂月の「春宵花影図」だそうです。

P1050716


最近は「歴女」なるものが話題ですが、そんな方にも、歴史には
興味が無いわと言う方にも是非読んで戴きたい一冊だと思います。

私も今度はゆっくりと味わいながら読みたいと思っています。

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